知財活用のイノベーションで差別化を

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DM三井製糖株式会社
熱に弱い材料を顆粒に!低温スプレードライ技術

DM三井製糖株式会社
熱に弱い材料を顆粒に!低温スプレードライ技術

本技術は、熱に弱い機能材料をやさしく顆粒化するために設計された、新しい低温型の噴霧乾燥プロセスです。糖類の結晶の懸濁液と機能材料を一緒に低温で噴霧することで、乾燥中の温度負荷を抑えつつ、安定した顆粒を効率よく得られます。これにより、酵素や微生物、香料、ビタミンなどのデリケートな成分の活性や香りをできる限り保持したままの粉末化に応用できます。

得られた顆粒は、べたつきにくく固まりにくい性質をもち、吸湿性・流動性・噴流性のバランスに優れるため、充填や搬送、溶解といった後工程でも扱いやすいのが特長です。糖類としてパラチノースを用い、目的に応じて他の糖類も使用可能なため、風味設計や物性調整の自由度が高く、食品用途に幅広く適用できます。特別な装置の追加や真空凍結などの大掛かりな改造を必要とせず、既存設備に近いオペレーションで導入しやすい点も利点です。

熱ストレスに弱い機能材料の価値を活かしたまま、粉末化・風味保持・工程安定化を同時に達成します。

関連特許:特許第7174871号、特願2020-185142、特願2024-209656、特願2023-194208

つまりは、熱に弱い材料を糖類の中に閉じ込めた、流動性に優れた顆粒を作る技術です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2022-114199
発明の名称顆粒を製造する方法及び顆粒
出願人/権利者DM三井製糖株式会社
公開番号特開2024-11889
登録番号特許第7197743号

特許取得国: SG

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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