学校法人日本大学
投与タンパク質の分解を防ぐ革新的なタンパク質療法

学校法人日本大学
投与タンパク質の分解を防ぐ革新的なタンパク質療法
近年、細胞膜透過性タンパク質を応用したタンパク質療法の開発が顕著となっています。本発明は、特定の遺伝子変異や組換えによるフレームシフト等により、アミノ酸配列に置換や変異等の異常を来たし発病する疾病に対し、正常型のタンパク質を発現系により作製し投与する方法についてです。また、再生医療における未分化細胞から特定の細胞を分化させる方法にも応用可能です。特に、細胞膜透過性タンパク質の細胞内でのタンパク質分解からの抑制を行なうモチーフとして、酸性アミノ酸から成るモチーフについて具体的に説明しています。この発明により、投与タンパク質がプロテアソームやファゴソーム、オートファジーやタンパク質分解酵素等によって分解されるのを防ぎ、タンパク質療法や抗体療法の効果を向上させることが期待できます。
つまりは、抗体療法やタンパク質療法に用いるタンパク質や抗体に融合することで、投与タンパク質を分解から防ぐ酸性アミノ酸からなるモチーフ等に関する発明
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療バイオテクノロジー薬剤開発
- タンパク質療法の効果向上
- 再生医療への応用
- 抗体療法の改善
本発明を活用することで、タンパク質療法における投与タンパク質の分解を防ぎ、治療効果を向上させることが可能となります。特に、特定の遺伝子変異や組換えによるアミノ酸配列の異常を引き起こす疾病に対して有効です。
本発明の技術は、再生医療にも応用可能です。未分化細胞から特定の細胞を分化させる方法において、細胞膜透過性タンパク質の分解を防ぐことで、より長期間にわたり細胞に供給し、効率的な細胞分化を促進することができます。
抗体療法においても、本発明の技術を用いることで、投与抗体の分解を防ぎ、その治療効果を上げることができます。これにより、抗体療法の効果を高め、患者の治療期間や負担を軽減することが期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2011-514288 |
発明の名称 | ペプチド、融合タンパク質、核酸、発現ベクター、形質転換体、医薬組成物、抗体タンパク質 |
出願人/権利者 | 学校法人日本大学 |
公開番号 | WO2010/134226 |
登録番号 | 特許第0005961380号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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