知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人富山大学
抗原特異的な抗体の製造を効率化する新規手法

国立大学法人富山大学
抗原特異的な抗体の製造を効率化する新規手法

本特許は、ヒトから採取したリンパ液、リンパ組織、血球試料または骨髄由来の細胞を目的抗原に感作させ、その後標識した目的抗原と形質細胞およびプまたは形質芽細胞を選択的に結合する標識物質を混合し、結合した細胞を選択することで、目的抗原に特異的に結合する形質細胞または形質芽細胞を選択する方法を提案しています。さらに、選択した細胞から目的抗原に対する抗体遺伝子を採取し、その塩基配列を同定し、同定した遺伝子の塩基配列に基づいて抗体または抗体の断片を調製する方法も含まれています。この手法を用いることで、抗原特異的な抗体の製造が効率化されます。

つまりは、ヒトから採取した細胞を用いて、目的抗原に特異的に結合する形質細胞または形質芽細胞を選択し、抗原特異的な抗体を製造する方法。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 バイオテクノロジー医薬品ヘルスケア

  • 抗体医薬品の開発
  • 現在、抗体医薬品開発に用いられるモノクローナル抗体の多くは、マウス抗体をヒト化したものですが、本手法を用いることで、ヒト由来の抗体を効率良く製造することが可能になります。これにより抗体医薬品の開発速度と成功率を向上させることが可能です。

  • 免疫療法の改善
  • 本手法を用いることで、特定の抗原に対する抗体を効率良く製造できます。これにより、抗原特異的な抗体を用いた免疫療法の開発・改善が可能となります。

  • 個別化医療の推進
  • ヒトから採取した細胞を使用するため、個々の患者に特異的な抗体を製造することが可能となります。これにより、個別化医療の推進に貢献することができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2013-507689
発明の名称形質細胞または形質芽細胞の選択方法、目的抗原特異的な抗体の製造方法、新規モノクローナル抗体
出願人/権利者国立大学法人富山大学
公開番号WO2012/133572
登録番号特許第0005963746号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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