知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
精度の高い熱物性値測定を可能にする方法と装置

国立研究開発法人産業技術総合研究所
精度の高い熱物性値測定を可能にする方法と装置

本特許は、直流電圧や交流電圧を金属試料に印加し、その結果として生じる温度変化を測定することで、熱物性値を計算する方法とそれを実行する装置に関するものです。具体的には、正極性または負極性の直流電圧を試料に印加し、試料の中央部での温度変化を測定します。さらに、金属に交流電圧を印加し金属の温度変化を測定し、これらの温度変化の平均値を計算します。これにより、金属のトムソン係数を算出し、絶対熱電能や熱伝導率を導き出します。装置は、交流電圧を生成する量子化交流電圧発生器、温度測定手段としての熱電対または放射温度計、二つの金属ブロックを異なる温度に設定する温度設定手段を備えています。

つまりは、熱物性値、特に熱電能や熱伝導率の絶対値を精度良く測定するための方法と装置の特許です。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 材料工学電子工学熱工学

  • 熱物性値測定装置の開発
  • 本特許の技術を活用し、精度の高い熱物性値測定装置を開発することが可能です。この装置は、材料の熱電能や熱伝導率を正確に測定することができ、材料開発や品質管理における新たな選択肢となります。

  • 材料研究への応用
  • 金属や半導体などの材料の熱物性値は、その材料の物性を理解し、新たな材料を開発する上で重要な情報です。本特許の技術を活用することで、より正確な熱物性値を得ることが可能となり、材料科学の研究や開発に貢献します。

  • エネルギー効率の最適化
  • 熱伝導率や熱電能は、エネルギー伝達の効率に大きく関わるパラメータです。この特許の技術を活用し、これらの値を精度良く測定することで、エネルギー伝達の効率を最適化する材料や装置の選択、設計が可能となります。これにより、エネルギー効率の改善や省エネルギーの取り組みに貢献することができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2015-532740
発明の名称熱物性測定方法及び熱物性測定装置
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号WO2015/025586
登録番号特許第0006202580号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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