知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
赤外線発光を利用した革新的な検査技術

国立研究開発法人産業技術総合研究所
赤外線発光を利用した革新的な検査技術

本発明は、Mg、Ca、Sr、Baを含むアルミン酸塩に、Bu、Ndを共添加することで赤外線を発光する材料を提供します。この材料は、機械的な外力が加えられると赤外線を発する特性を持ちます。また、その製造方法も特許化されています。さらに、この材料をマトリクス中に分散させて形成した赤外線発光体も同時に開発されており、波長変換物質が添加されることで、近赤外波長以外の波長を有する電磁波を放射します。この特性により、非破壊検査技術や構造物の部材の応力分布の可視化技術などに応用可能です。

つまりは、機械的な外力による変形を感知して赤外線を発光する新素材とその製造方法

AIによる特許活用案

おすすめ業界 建設業機械工業製造業

  • 非破壊検査技術の進化
  • この新素材は外力が加わることで赤外線を発光します。これを利用し、建設業界や機械工業界における非破壊検査技術を進化させることが可能です。材料や構造物に対して外力を加え、発生する赤外線の強度やパターンを観察することで、内部の状態を詳細に把握できます。

  • 応力分布の可視化
  • 構造物の部材の応力分布を可視化するツールとしてもこの新素材は役立ちます。部材に対して外力を加えた際の赤外線発光の様子を観察することで、応力分布を直感的に理解することができます。これにより、構造物の安全性を確認する作業がより効率的になります。

  • 高輝度ディスプレイの開発
  • この新素材は、人間の明所比視感度が高い緑色の光を高輝度で放つことが可能です。これを利用して、新型の高輝度ディスプレイを開発することも可能です。また、波長変換物質を利用すれば、異なる波長の電磁波も放射できます。これにより、色彩豊かなディスプレイの開発が期待できます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2015-535353
発明の名称近赤外応力発光材料及び近赤外応力発光体並びに近赤外応力発光材料の製造方法
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号WO2015/033648
登録番号特許第0006345676号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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