知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人科学技術振興機構
革新的細胞運動能識別・分離技術

国立研究開発法人科学技術振興機構
革新的細胞運動能識別・分離技術

本発明は、シリコン、ガラス、プラスチック、金属などから形成される特殊な基材を使用し、細胞の運動能の差異を利用して細胞を識別または分離する新しい方法を提供します。基材は特定の形状(例えば、柱状凸部の水平断面形状が6角形以下の多角形)を有し、これにより細胞の運動方向が制御されます。この技術は、2種以上の異なる種類の細胞を含む細胞懸液を基材に添加し、適切な条件下で細胞を生存させることで、細胞の種類を識別または分離します。この手法は、細胞の性状を変化させる可能性が低いため、より安定した細胞分離・識別が可能となります。

つまりは、本発明は、細胞の運動能の差異を利用して細胞を識別するまたは分離する基材およびその方法に関するものです。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 バイオテクノロジー医療研究開発

  • 細胞治療の高度化
  • 細胞の運動能に基づいた識別・分離技術は、特定の細胞を効率的に選択し、細胞治療を高度化するための新しい道を開く可能性があります。たとえば、がん細胞と正常細胞を識別・分離し、がん治療に活用することが可能となるかもしれません。

  • 細胞研究の進展
  • 本発明は、異なる種類の細胞を識別するための新しい方法を提供します。これにより、細胞の運動性や生存能力についての研究が進展し、新たな生物学的知見が得られる可能性があります。

  • バイオセンサーの開発
  • 本発明の基材は、細胞の種類を識別するためのバイオセンサーとして利用することが可能です。細胞の種類によって変わる運動能を利用し、特定の細胞の存在を検出する新しいタイプのバイオセンサーを開発することができるでしょう。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2015-546670
発明の名称動物細胞の運動方向の制御基材、当該基材を用いた細胞の識別方法及び細胞の分離方法
出願人/権利者国立研究開発法人科学技術振興機構
公開番号WO2015/068759
登録番号特許第0006128620号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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