国立研究開発法人産業技術総合研究所
環境に優しいポリウレタン製造の新たな可能性

国立研究開発法人産業技術総合研究所
環境に優しいポリウレタン製造の新たな可能性
本特許は、二酸化炭素、アミン、金属アルコキシド化合物を反応させてカルバミン酸エステルを製造する方法に関するもので、環境負荷の低いイソシアネートの合成法として注目されています。従来のホスゲンを用いたイソシアネートの合成法は、猛毒性を有するホスゲンの取扱いや、反応副生物として大量の塩化水素が発生するという問題がありました。本発明のカルバミン酸エステルの製造法は、これらの問題を解決し、より環境負荷の低い方法でポリウレタンの製造が可能になります。具体的には、金属アルコキシド化合物を再生する工程、二酸化炭素、アミン、再生した金属アルコキシド化合物を反応させる工程が含まれます。
つまりは、二酸化炭素、アミン、金属アルコキシド化合物を反応させてカルバミン酸エステルを製造する方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学工業ポリマー製造業環境技術
- 環境に優しいポリウレタンの製造
- 安全性の向上
- 再利用技術の開発
本特許は、ポリウレタン製造におけるイソシアネートの合成法を改善する可能性があります。従来のホスゲンを用いた合成法ではなく、二酸化炭素、アミン、金属アルコキシド化合物を反応させることで、環境負荷の低いイソシアネートの製造が可能となります。
本特許の技術を用いることで、猛毒性を持つホスゲンの取扱いや、大量の塩化水素が発生するといった問題を回避できます。これにより、作業環境の安全性を向上させることができます。
本特許には、金属アルコキシド化合物を再生する工程が含まれています。この工程を活用することで、製造過程で発生する副産物の再利用や、リサイクル技術の開発につながる可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-506403 |
発明の名称 | カルバミン酸エステルの製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | WO2015/133247 |
登録番号 | 特許第0006270180号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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