国立研究開発法人産業技術総合研究所
表面改質の新たな道 - ポリマーブラシ導入法

国立研究開発法人産業技術総合研究所
表面改質の新たな道 - ポリマーブラシ導入法
この特許では、固体の表面にアミノ基を導入し、2-ブロモ-2-メチルプロピオン酸誘導体を反応させる工程を含む表面改質方法が開示されています。さらに、改質した固体に、空気中で、水溶性モノマー、水、ATRP触媒用金属塩、ATRP触媒用配位子及び還元剤を含む重合液を塗布し、ATRP法を用いて水溶性モノマーを重合させ、固体の表面にポリマーブラシを導入します。この方法は、特定の水溶性モノマーの使用、特定のモノマーの濃度、還元剤とATRP金属塩のモル比、及び重合液に増粘剤を含む点を特徴とします。
つまりは、表面にポリマーブラシを導入するための新たな方法を開示した特許です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学ナノテクノロジー材料科学
- 高性能コーティング材料の開発
- バイオメディカルフィールドへの応用
- 環境対応型材料の開発
この技術は、表面特性を改善するための新たなアプローチを提供します。特に、高性能のコーティング材料の開発において、これにより新たな機能を付加したり、既存の材料の性能を向上させることが可能になります。
ポリマーブラシは、バイオメディカルフィールドでの利用が期待されています。表面改質によって、生体適合性を向上させたり、特定の細胞の接着を促進したりすることが可能になります。これにより、新たな医療機器や治療法の開発に貢献することができます。
ポリマーブラシの導入により、表面の湿潤性や親水性を調整することが可能になります。これを利用し、環境に応答して性質を変えることができる材料を開発することが可能です。これにより、環境問題に対応した新たな材料の開発に貢献することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-515191 |
発明の名称 | 表面改質方法及び表面改質材料 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | WO2015/163383 |
登録番号 | 特許第0006229989号 |
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