国立研究開発法人産業技術総合研究所
自発的に離脱可能な湿潤グル

国立研究開発法人産業技術総合研究所
自発的に離脱可能な湿潤グル
本特許は、シリコーン樹脂組成物が硬化した架橋シリコーン樹脂を含む湿潤グルの製造方法を提供します。この製造方法は、第一の液体を用いてシリコーン樹脂組成物を溶解させ、第二の液体を用いて架橋シリコーン樹脂が浸漬された時の膨潤度を制御します。架橋シリコーン樹脂は、固体表面に付着した液滴からの腐食、劣化、汚染を防止するための難付着性を示す特性を有します。また、この湿潤グルは自発的に離脱する能力を有し、液体がポリマーに対する所定の親和性を有する液体に限定されないため、広範な応用が可能です。
つまりは、シリコーン樹脂組成物を含む、自発的に離脱可能な湿潤グルの製造方法とその応用
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学工業包装業食品業
- 難付着性コーティング材料としての利用
- 自発的に離脱するコーティングとしての利用
- 幅広い液体との親和性を活用した応用
この湿潤グルの製造方法は、固体表面に付着した液滴からの腐食、劣化、汚染を防止するための難付着性コーティング材料としての利用が可能です。特に、食品用包装容器に食品が付着すると、カビ等の発生、意匠性の低下、食品のロス等が生じるため、この湿潤グルを用いることでこれらの問題を解決できます。
自発的に離脱する能力を持つこの湿潤グルは、一度形成された潤滑層を拭き取っても再生することができるため、潤滑層の維持・管理が容易です。この特性を利用し、機械部品や工具などの保護コーティングとして応用することが可能です。
この湿潤グルは、液体がポリマーに対する所定の親和性を有する液体に限定されないため、広範な液体との親和性を活用した応用が可能です。例えば、特定の液体に対する反応性や適用性を必要とする化学反応や工程において、この湿潤グルを用いることで、効率的なプロセス制御や製品品質の向上が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-529542 |
発明の名称 | 湿潤ゲル及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | WO2015/198985 |
登録番号 | 特許第0006245714号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です