知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人秋田大学
高度な磁場観測装置、新時代の磁気研究へ

国立大学法人秋田大学
高度な磁場観測装置、新時代の磁気研究へ

この磁場観察装置は、磁性体試料から漏洩する直流磁場を観測するための技術です。この装置は、磁化が飽和しない磁性探針を利用して、試料からの磁場を観測します。この探針は、カンチレバーの一方の端部に備えられ、強磁性体粒子と非磁性体材料を含む磁性材料で構成されています。また、探針に印加される交流磁場により、カンチレバーの振動が周波数変調され、その結果、探針と磁性体試料との間に生じる磁気力の交流成分に対応する信号が得られます。この信号は、磁場観察装置に内蔵された復調器によって復調され、さらに復調信号処理装置により直流磁場の情報が得られます。

つまりは、磁性体試料の磁場を高精度に観測する磁場観察装置

AIによる特許活用案

おすすめ業界 研究開発電子機器製造医療機器製造

  • 磁気データ記録メディアの開発
  • 高精度な磁場観察が可能なこの装置は、磁気データ記録メディアの開発に活用できます。データ記録密度の向上を目指す研究開発において、記録メディアの磁場特性を詳細に観察することが可能となります。

  • 医療機器の安全性評価
  • MRIなどの医療機器は、人体に影響を及ぼす可能性のある強力な磁場を発生します。本装置を利用すれば、その磁場を詳細に観察し、機器の安全性評価に役立てることができます。

  • 磁性材料の新素材開発
  • 磁性材料の新素材開発においては、材料の磁化特性を詳細に理解することが重要です。本装置を用いることで、新素材の磁化特性を高精度に観察し、素材開発の進行を助けることができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2016-542615
発明の名称強磁場計測および磁場値測定用磁気力顕微鏡用探針、ならびに、強磁場発生試料の磁場観察方法および装置
出願人/権利者国立大学法人秋田大学
公開番号WO2016/024636
登録番号特許第0006624737号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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