国立大学法人 千葉大学
3D体験の新次元:円偏光発光の最先端

国立大学法人 千葉大学
3D体験の新次元:円偏光発光の最先端
本特許は、円偏光強度を高めるための新型発光材料とそれを用いた表示装置について述べています。一般的な発光材料は、複雑な分子設計や多段階の合成過程、精製過程が必要で、コストと時間がかかります。また、発光性希土類錯体を溶解または分散させる溶媒・ポリマー種に大きな制限があります。本特許では、これらの課題を解決するために、デオキシリボ核酸と脂質化合物を用いた新型発光材料を提案しています。発光材料の重量を1とした場合に、デオキシリボ核酸及び脂質化合物の重量が1以上10未満の範囲が好ましいとされています。こうした新型発光材料を用いることで、円偏光強度を高め、より安定した構造のDNAを含む発光材料、およびそれを用いた表示装置を提供することが可能になります。
つまりは、DNAと脂質化合物を用いた新型発光材料と表示装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映像技術IT・通信家電製品
- 3D体験の新次元
- 偽造防止の新手段
- エネルギー効率の向上
この新型発光材料と表示装置は、3D表示技術に革新をもたらします。円偏光性を持たせることで、よりリアルな3D体験を提供することが可能になります。
この技術は、商品等の偽造を検出するための識別マークにも活用できます。特定の偏光パターンを持つ識別マークは、一般的なコピー技術では再現が難しく、偽造防止に有効です。
本発明の発光材料と表示装置は、既存の発光材料よりも製造過程が簡略化され、エネルギー効率が向上します。これにより、製品の生産コストを削減し、環境にも優しい製品を提供することが可能になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-556319 |
発明の名称 | 発光材料及びこれを用いた表示装置。 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 | WO2016/035722 |
登録番号 | 特許第0006218291号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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