知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人 長崎大学
新たなアルツハイマー病治療法の展開

国立大学法人 長崎大学
新たなアルツハイマー病治療法の展開

本特許は、アルツハイマー病治療薬の開発に関する。具体的には、エピガロカテキン-3-O-ガレート誘導体のA環に脂溶性基を導入した化合物を用いる。この化合物は、A環に結合する2つの水酸基と脂溶性基が一緒になって環を形成し、薬剤となる。この薬剤は、ネプリライシンの活性を増強し、セクレターゼ活性を阻害する。ネプリライシンは、アミロイドβペプチドの分解システムを担うペプチダーゼで、その活性を増強することでアルツハイマー病の予防と治療に寄与するとされている。また、セクレターゼはアミロイドβペプチドの産生を担う酵素で、その活性を阻害することでアルツハイマー病の発症を防ぐ。

つまりは、ネプリライシン活性を増強し、セクレターゼ活性を阻害する化合物を用いたアルツハイマー病治療法

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療薬学バイオテクノロジー

  • アルツハイマー病の新たな予防薬の開発
  • 本特許の化合物を活用し、アルツハイマー病の予防薬としての可能性を追求する。具体的には、ネプリライシンの活性を増強し、セクレターゼの活性を阻害する効果を持つ薬剤の開発を進める。

  • アルツハイマー病の新たな治療薬の開発
  • アルツハイマー病の治療薬としての開発を進める。本特許の化合物を用いた薬剤は、アミロイドβペプチドの分解システムを担うネプリライシンの活性を増強し、アミロイドβペプチドの産生阻害に貢献するセクレターゼの活性を阻害するという二重の作用により、アルツハイマー病の進行を遅らせる可能性がある。

  • アルツハイマー病の病態解明の一助となる研究材料の提供
  • アルツハイマー病の病態解明に寄与する可能性がある。具体的には、ネプリライシンやセクレターゼの活性に影響を与える本特許の化合物を用いることで、これらの酵素の役割や機能、アミロイドβペプチドの代謝についての理解を深めることができる。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2016-557841
発明の名称新規アルツハイマー病治療薬
出願人/権利者国立大学法人 長崎大学
公開番号WO2016/072522
登録番号特許第0006797408号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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