国立研究開発法人物質・材料研究機構
高性能防錆剤!新世代の皮膜形成性組成物

国立研究開発法人物質・材料研究機構
高性能防錆剤!新世代の皮膜形成性組成物
本発明は、炭素数3-18の鎖状炭化水素基により置換されたタンニン酸誘導体を含む皮膜形成性組成物であり、これにより安定な皮膜を形成します。この皮膜は、タンニン酸誘導体分子同士が鎖状炭化水素基同士を揃えて並ぶことにより、秩序立った配向をすると考えられます。これが皮膜の安定性をもたらす要因と思われます。また、このタンニン酸誘導体は、腐食性の強いマグネシウムやその合金等の金属基板の防錆に大いに役立ちます。さらに、この成分はスプレーの形態としても利用可能で、さまざまな用途に適用することができます。
つまりは、タンニン酸誘導体を含む高防錆性、抗黄性、減菌性、殺菌性等の特性を持つ皮膜形成性組成物
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車産業航空機産業携帯電話製造業
- 防錆スプレーの開発
- 携帯電話部品の防錆処理
- 自動車・航空機部品の防錆塗装
このタンニン酸誘導体を基にした防錆スプレーを開発することにより、様々な金属部品の保護が可能になります。特に腐食性の高いマグネシウム製品に対して強力な防錆効果を発揮します。
高い防錆効果を持つこの組成物を利用して、携帯電話部品の防錆処理を行うことができます。これにより、部品の耐久性と寿命を大幅に向上させることが可能になります。
自動車や航空機の部品は、使用環境の厳しさから常に腐食のリスクにさらされています。この高性能な防錆剤を用いて部品を塗装することで、部品の耐久性を大幅に向上させ、長期的なコスト削減につながります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-559061 |
発明の名称 | タンニン酸誘導体を含む皮膜形成性組成物 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | WO2016/076311 |
登録番号 | 特許第0006531955号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です