国立研究開発法人物質・材料研究機構
バイオコンパチブルな多孔性粒子の製造法

国立研究開発法人物質・材料研究機構
バイオコンパチブルな多孔性粒子の製造法
本特許は、両親媒性物質を含む溶液を相分離させ、乾燥することによって多孔性粒子を製造する方法に関するものです。具体的には、天然由来のリン脂質、特定の溶媒、または複数の混合溶媒を利用します。さらに、生体適合性物質を溶解させ、多孔性粒子と混合する工程も含まれます。生体適合性物質は、薬剤でもあり、低分子医薬、ペプチド医薬、抗体などが含まれます。また、安定化剤、保湿剤、増粘剤、上形剤なども利用可能です。この製造法によって作られた多孔性粒子の体積平均粒子径は100nm以上50m以下です。
つまりは、両親媒性物質を含む溶液の相分離と乾燥を用いた多孔性粒子の製造法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医薬品バイオテクノロジーヘルスケア
- 新型DDSの開発
- バイオマテリアルの開発
- 新規化粧品の開発
本製造法を用いて、新型のドラッグデリバリーシステム(DDS)を開発することが可能です。特定の薬物を多孔性粒子の内部に封入し、体内で必要なタイミングと場所で放出する新しい形式の医薬品を作ることができます。
本製造法は、新たなバイオマテリアルの開発にも応用可能です。多孔性粒子を基にしたスポンジやフィルムなどのバイオマテリアルは、組織工学や再生医療の分野での利用が期待できます。
本製造法を用いた多孔性粒子は、化粧品の開発にも活用できます。生体適合性物質として保湿剤や増粘剤を用いることで、皮膚に負担をかけずに効果を発揮する新規の化粧品を開発することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-560204 |
発明の名称 | 多孔性粒子の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | WO2016/080336 |
登録番号 | 特許第0006557935号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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