国立大学法人北海道大学
革新的な酸化物磁性体スイッチング装置

国立大学法人北海道大学
革新的な酸化物磁性体スイッチング装置
本発明のスイッチング装置は、酸化物磁性体を活性層に使用し、強磁性金属と反強磁性絶縁体間で活性層の特性を切り替えることが可能です。特に、水の電気分解によって生成された水素と酸素を用いて活性層の結晶構造を変化させることができます。これにより、従来のイオン液体を用いた電気二重層トランジスタに代わり、多孔質の絶緑体中に保持された水の電気分解を用いて活性層の特性を切り替えることが可能となります。また、多孔質誘電体は空孔率が5-70体積%で、水分含有率が23-100体積%の多孔質誘電体からなります。この装置は、スピントロニクス技術の新たな可能性を開くことが期待されます。
つまりは、酸化物磁性体を活性層に使用し、強磁性金属と反強磁性絶縁体間で活性層の特性を切り替えるスイッチング装置。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子部品製造半導体製造産業機械製造
- 高性能スピントロニクスデバイスの開発
- エネルギー効率の向上
- 安全性の向上
この技術を用いて開発されるスピントロニクスデバイスは、従来のデバイスに比べてハイパフォーマンスと高効率を実現する可能性があります。これは、新たなコンピューティング技術の開発に対するドアを開く可能性があります。
水の電気分解を用いて活性層の特性を切り替えるこの技術は、エネルギー消費を大幅に減らす可能性があります。これにより、エネルギー効率の高い電子機器の開発が可能となります。
本発明により、イオン液体を使用せずに活性層の特性を切り替えることが可能となりました。これにより、発火のリスクが減少し、製品の安全性が向上します。この技術は、安全性が重視される医療機器や軍事装置などの分野で特に有用です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-568732 |
発明の名称 | スイッチング装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人北海道大学 |
公開番号 | WO2016/111306 |
登録番号 | 特許第0006629241号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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