国立大学法人 宮崎大学、学校法人甲南学園
リグニン分解の新たな可能性:微生物による環境改善

国立大学法人 宮崎大学、学校法人甲南学園
リグニン分解の新たな可能性:微生物による環境改善
本特許は、リウム・ロゼウム ATCC28210(Thraustochytrium roseum ATCC28210)株など、特定の微生物の株や、これらの変異株から選択される少なくとも1種を用いたリグニンの分解方法を提供します。これらの微生物はリグニン分解活性を有する培養液を生産する能力をもっています。さらに、培養工程は、特定の濃度を持つポリベプトン、グルコース、酵母エキスを用いた培地で微生物を培養する工程を含みます。これにより、環境負荷の高いリグニンの効率的な分解と再利用が可能になります。
つまりは、特定の微生物を利用してリグニンを分解する新しい方法。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 環境化学バイオテクノロジー
- 環境負荷低減への応用
- バイオ燃料の生成
- 新たなリサイクルシステムの開発
リグニンは木材や草本植物に多量に含まれる化合物で、一般的には分解が難しく、廃棄物として処理されることが多いです。この特許の技術を用いてリグニンを分解し、有用な資源として再利用することで、環境負荷を大きく低減することが可能です。
リグニンはバイオマスの一部であり、適切に分解し利用することでバイオ燃料の生成に役立てることができます。この特許の技術を用いて微生物によるリグニンの分解を行い、その結果得られる物質をバイオ燃料の生成に利用することが可能です。
本特許の技術を利用して、リグニンを含む廃棄物の新たなリサイクルシステムを開発することができます。微生物によるリグニンの分解を活用することで、従来のリサイクル方法に比べて効率的かつ環境負荷の低い方法で資源を再利用することが可能になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-568765 |
発明の名称 | ヤブレツボカビ類を用いたリグニン分解活性を有するタンパク質の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 宮崎大学、学校法人甲南学園 |
公開番号 | WO2016/111368 |
登録番号 | 特許第0006682109号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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