国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的な外科用シーラントで、安全性と効果性を両立

国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的な外科用シーラントで、安全性と効果性を両立
本発明は、アミノ酸構成と特殊な結合技術を活用した革新的な外科用シーラントに関する。構成アミノ酸1000個当たりイミノ酸が190個以下であること、また、疎水性基がアミノ酸の一つであるLysのアミノ基の一部に結合されていることを特徴としています。さらに、このシーラントは水溶性架橋用分子として、特定の化合物群から選ばれた1種または2種以上の組合せを用います。また、2つの異なる剤がホウ酸緩衝溶液とリン酸緩衝溶液の形態で使用されることも特徴としています。これにより、シーラントは血液や体液の漏出、ウージング、気体のリーク等を防止し、高い接着強度を保持し、ゲル化時間が短く、ゲル膜の含水率変化が少ないなどの優れた特性を持つことができます。
つまりは、アミノ酸構成と特殊な結合技術を用いた新世代の外科用シーラント
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療業界製薬業界生物工学業界
- 外科手術における新たなシーラントの開発
- フィブリン系外科用シーラントの代替品としての利用
- 医薬品分類を避ける新たなシーラントの開発
高い接着強度と短いゲル化時間を持つこのシーラントは、外科手術後の愚部の封止に適用可能であり、血液や体液の漏出、気体のリーク等を防止します。これにより、手術の安全性と効果性が向上します。
接着強度が低いという課題を持つフィブリン系外科用シーラントの代替品として、この新世代のシーラントを利用することが可能です。これにより、外科手術の効果性が向上する可能性があります。
血液製剤を使わずに新たなシーラントを開発することで、医薬品分類による多大な労力を避けることが可能です。これにより、開発と承認の労力を削減することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-570661 |
発明の名称 | 外科用シーラント |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | WO2016/117569 |
登録番号 | 特許第0006367979号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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