知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的強度と導電性を備えた炭素繊維複合材料

国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的強度と導電性を備えた炭素繊維複合材料

本特許は、強度と導電性を兼ね備えた炭素繊維複合材料とその製造方法に関するものです。従来の接着層は導電性が低く、また接着層によりプリプレグ層間の導電性が得られない問題がありました。それに対し、本発明では強度と導電性を付与する材料を接着層に添加する方法を提案しています。特に、カーボンナノチューブ(CNT)を樹脂と混合して接着層を形成するという手法を用いています。CNTは、電気的特性や熱伝導性、機械的性質の優れた材料であるため、それを接着層に応用することで、高い剥離強度と導電性を有する接着層を実現しています。これにより、強度と導電性を兼ね備えた炭素繊維複合材料の製造が可能となります。

つまりは、高い剥離強度と優れた導電性を持つ接着層を備えた炭素繊維複合材料の製造方法

AIによる特許活用案

おすすめ業界 自動車産業航空宇宙産業建築業

  • 高性能自動車の製造
  • 本製造方法を用いて作成した強度と導電性を兼ね備えた炭素繊維複合材料は、自動車の車体やエンジン部品の製造に利用することができます。これにより、軽量かつ耐久性の高い高性能自動車の製造が可能となります。

  • 耐久性と導電性を求める航空宇宙機器の製造
  • 宇宙環境は高温・低温の環境変化が激しく、その中で機器が正常に作動し続けるためには、耐久性と導電性が求められます。本製造方法で作成した炭素繊維複合材料は、その両方を兼ね備えているため、航空宇宙機器の製造に適しています。

  • 高強度建材の製造
  • 建築物においては、強度と耐久性が求められます。本製造方法を用いて作成した炭素繊維複合材料は、これらの要求を満たすため、建築材料として利用することができます。特に、大規模な建築物や橋などの建設において、軽量で強度が高い材料が求められる場合に適しています。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2017-510099
発明の名称炭素繊維複合材料の製造方法
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号WO2016/159072
登録番号特許第0006685558号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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