国立研究開発法人物質・材料研究機構
真新しい蛍光体の技術:高エネルギー励起にも耐えうる蛍光体

国立研究開発法人物質・材料研究機構
真新しい蛍光体の技術:高エネルギー励起にも耐えうる蛍光体
本発明は、A1ON(酸窒化アルミニウム)結晶を使用した蛍光体を用いた発光器具および画像表示装置に関するものです。特に、これら結晶は、高エネルギーの励起にも輝度低下が少ないという特性を持つため、蛍光表示管、フィールドエミッションディスプレイ、プラズマディスプレイパネル、陰極線管などに用いられる可能性があります。発明の詳細な説明によれば、励起源により励起された蛍光体は青色光、緑色光、黄色光、赤色光等の可視光線を発します。更に、A1ON結晶にMgを添加すると440nm - 460nmの青色での励起特性が向上するとされています。
つまりは、高エネルギーの励起にも輝度低下が少ない、酸窒化アルミニウム結晶の蛍光体技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 テクノロジー電子部品ディスプレイ製造
- 高輝度ディスプレイの開発
- エネルギー効率の高い照明器具の制作
- 高品質な画像表示装置の制作
本発明の蛍光体は、高エネルギーの励起にも輝度低下が少ない特性を持つため、これを用いることで高輝度のディスプレイを開発することが可能になります。特に、大型ディスプレイや、高解像度ディスプレイにおいては、高エネルギー励起に耐えうる蛍光体の需要が見込まれます。
発光器具に用いられる蛍光体としても本発明は有用です。特に、高いエネルギー励起による輝度低下が少ないため、長時間の使用や高負荷状態でも安定した輝度を維持することが可能になります。これにより、エネルギー効率の高い照明器具の制作が可能となります。
本発明の蛍光体は、画像表示装置にも適用可能です。特に、A1ON結晶にMgを添加することにより、青色での励起特性が向上するとされています。これにより、鮮やかな色彩再現と高い輝度を両立した高品質な画像表示装置の制作が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-519198 |
発明の名称 | 発光器具および画像表示装置 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | WO2016/186058 |
登録番号 | 特許第0006519824号 |
- サブスク
- 譲渡
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