国立研究開発法人産業技術総合研究所
高度なセキュリティを内蔵した半導体デバイス

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高度なセキュリティを内蔵した半導体デバイス
本発明は、フロントエンドと複数の層を含むバックエンドを備えた半導体デバイスに関するもので、200nm以上の露光波長を用いて露光されるバックエンドの少なくとも一層にセキュリティ機能を有する回路を設けています。具体的には、半導体の特性ばらつきを利用する物理的に複製困難な関数(PUF)を含む回路を設けることで、デバイスのセキュリティを強化しています。PUFは、Arbiter PUF、Ring Oscillator PUF、SRAM PUF、及びButterfly PUFの中から選択されるもので、これによりセキュリティ機能の多様性も確保されています。
つまりは、内蔵セキュリティ機能を持つ半導体デバイスを提供する技術です。これは、物理的に複製が困難な関数(PUF)を含み、セキュリティが強化されています。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 半導体業界IT業界セキュリティ業界
- 高度なセキュリティを要求するデバイスへの適用
- セキュリティ強化の一環としての導入
- セキュリティ教育の具体的な事例としての利用
この技術は、高度なセキュリティが要求される医療機器や自動車などのデバイスに適用することで、デバイスのセキュリティを高めることが可能です。
企業の情報セキュリティ強化策の一環として、内部で使用するデバイスに本技術を導入することで、情報漏洩のリスクを低減することができます。
情報セキュリティに関する教育プログラムの一環として、本技術を具体的な事例として取り上げ、物理的に複製が困難な関数(PUF)を用いたセキュリティ強化の方法を学習する素材として利用することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-534388 |
発明の名称 | セキュリティ機能を有する回路を含む半導体デバイス |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | WO2017/026350 |
登録番号 | 特許第0006445703号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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