知財活用のイノベーションで差別化を

知財活用のイノベーションで差別化を

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高度なプロトン伝導性を誇る複合酸化物

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高度なプロトン伝導性を誇る複合酸化物

本特許は、燃料電池の電解質として使用可能な、高いプロトン伝導性を有する複合酸化物の製造方法に関するものです。具体的には、ガーネット型リチウムイオン伝導体酸化物を、ヒドロキシ基またはカルボキシ基を有する物質の溶液中で、80℃以上でプロトン交換処理することにより、プロトン伝導性複合酸化物が得られます。この複合酸化物は化学式Li_xH_yLa_zZr_mO_n (MはTaおよびNbの少なくとも一方、3.2 < x < 7-y, 0.25 < y < 2)で表され、ガーネット型構造を有し、水酸化ランタンの不純物相としての析出がなく、プロトン伝導に適する空間群でもやるIT- 43dをとります。また、このプロトン伝導性複合酸化物を電解質材料として使用した燃料電池システムが発電できることが確認されています。

つまりは、燃料電池に適用可能な高いプロトン伝導性を有する複合酸化物の製造方法

AIによる特許活用案

おすすめ業界 エネルギー電子部品電気自動車

  • 燃料電池の電解質材料としての利用
  • 高いプロトン伝導性を持つ本複合酸化物は、電解質材料として使用した場合に、高い発電能力を持つ燃料電池を製造することが可能です。これにより、現行の燃料電池よりも高性能な製品の開発が期待できます。

  • 電気自動車への応用
  • 電気自動車のエネルギー源として使用される燃料電池は、高いエネルギー密度と効率が求められます。本複合酸化物を電解質材料として使用することで、これらの要求を満たす新しいタイプの燃料電池の開発が可能となります。

  • エネルギー貯蔵システムへの利用
  • 本複合酸化物は、エネルギー貯蔵システムにも応用可能です。高いプロトン伝導性を持つことから、チャージとディスチャージの効率を高めることが可能であり、大量のエネルギーを効率良く貯蔵・放出するシステムの開発が期待できます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

特許評価書を閲覧する

  • 権利概要
出願番号特願2017-536408
発明の名称プロトン伝導性複合酸化物およびそれを電解質として使用した燃料電池
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号WO2017/033865
登録番号特許第0006505847号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

準備中です

特許文献ダウンロード

すべてのリスト一覧へ