国立大学法人山口大学
神経系血管バリアー破綻の新たな治療法

国立大学法人山口大学
神経系血管バリアー破綻の新たな治療法
本特許は、神経系血管バリアーの破綻を抑制する治療薬に関するものです。神経系の血管バリアーは神経細胞が正常に機能するための微小環境を維持していますが、虚血性脳疾患などの難治性神経系疾患においては、血管バリアー機能の破綻が病態を悪化させる一因となっています。本特許では、ベイシジンという糖タンパク質をターゲットにした治療薬の開発が提案されています。ベイシジンは細胞膜に局在するイムノグロブリンスーパーファミリーに属するもので、これをターゲットとすることで神経系疾患の血管バリアー破綻を抑制し、病態の改善を図ることが期待されます。
つまりは、ベイシジンをターゲットとした神経系疾患治療薬の開発
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療バイオテクノロジー薬学
- 新規神経系疾患治療薬の開発
- 既存治療法との併用
- ベイシジンに関する基礎研究の推進
ベイシジンをターゲットとした神経系疾患治療薬を開発し、神経系の血管バリアー破綻を抑制することで、難治性神経系疾患の病態改善を図ることができます。
本特許の治療薬は、既存の治療法と併用することで、治療効果を高める可能性があります。特に、低酸素状態を誘因とする血管バリアー破綻に対して有効なADAM12及びADAM17を標的とした治療薬との併用が考えられます。
ベイシジンは細胞膜に局在するイムノグロブリンスーパーファミリーに属する糖タンパク質であり、本特許での利用は神経系疾患だけにとどまらず、他の疾患に対する治療薬の開発にも応用可能です。ベイシジンに関する基礎研究を推進し、その機能や役割を解明することで、新たな治療法の開発につながる可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-547680 |
発明の名称 | 神経系血管バリアーの機能回復剤及び神経系疾患治療剤 |
出願人/権利者 | 国立大学法人山口大学 |
公開番号 | WO2017/073232 |
登録番号 | 特許第0006818358号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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