国立大学法人 熊本大学
進行性骨化性線維異形成症(FOP)治療の新たな可能性

国立大学法人 熊本大学
進行性骨化性線維異形成症(FOP)治療の新たな可能性
本特許は、全身の軟部組織や筋肉が進行性に骨化する疾患であるFOP(進行性骨化性線維異形成症)の治療法として、新たな可能性を提供します。FOPは、遺伝子の点変異により発症し、細胞外領域でBMPと結合することにより活性化される酵素ALK2が関与しています。しかし、治療法はまだ確立されておらず、有効な治療薬の開発が求められています。本特許では、FOP患者の皮膚線維芽細胞からiPS細胞(人工多能性幹細胞)の樹立が困難であることの原因を解明し、新たな治療法の可能性を提示します。
つまりは、本特許は、FOPに特徴的な異所性骨化を治療・予防するための薬剤に関するものである。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療・ヘルスケアバイオテクノロジー薬剤開発
- FOP治療薬の開発
- バイオマーカーの検討
- 疾患モデルの開発
本特許の知見を活用して、FOPに対する治療薬を開発することが可能です。特に、iPS細胞を用いた研究により、新たな治療法の可能性を探求することができます。
FOP患者の皮膚線維芽細胞からiPS細胞の樹立が困難であることを利用し、病態の早期発見や進行度の評価などに活用するバイオマーカーとしての可能性を検討することができます。
iPS細胞を用いた疾患モデルを開発し、FOPの病態解明や新たな治療法の開発に貢献することが可能です。特に、皮膚線維芽細胞とiPS細胞の関係性を深掘りすることで、未知の発見が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-551922 |
発明の名称 | PAR1阻害をメカニズムとする異所性骨化の治療薬剤 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 | WO2017/086385 |
登録番号 | 特許第0006873410号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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