国立研究開発法人物質・材料研究機構
低摩擦化への新たな一歩、ZnOコーティング技術

国立研究開発法人物質・材料研究機構
低摩擦化への新たな一歩、ZnOコーティング技術
本特許は、回転体へのZnOコーティング方法に関するもので、特に過酷な条件下で使用されるベアリングの低摩擦化等に有効なZnOコーティングを実現する方法について記述しています。また、そのような回転体を転動体として組み込んだベアリングにも関する。本発明により、転動体球面全体にきわめて均一に強固なZnOコーティングを形成することが可能となり、これはZnOコーティングによる低摩擦ベアリングの実現に当たって必須となる核心的技術の一つです。この新たなコーティング技術は、自動車や機械等の多岐に渡る分野での摩擦低減と性能向上に貢献することが期待されます。
つまりは、高い信頼性と強固さを備えた回転体へのZnOコーティング方法の特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車産業産業機械航空宇宙産業
- 自動車部品の性能向上
- 高負荷環境下でのベアリング信頼性向上
- 環境負荷の低減
自動車には100個を超えるベアリングが使用されており、その性能向上はエネルギー削減に直結します。本特許のZnOコーティング技術を自動車部品に適用することで、摩擦の低減と性能の向上を実現し、エネルギー効率の向上に貢献することが可能です。
本特許技術を用いることで、高負荷、高速回転、高温の過酷な環境下でも高い信頼性を保つことが可能なベアリングを製造することができます。これにより、機器の破損や発火のリスクを大幅に低減することが期待されます。
ZnOは化学的安定性に優れ、人体へもほぼ無害であり、摩耗粉の飛散による生活環境への影響も低減します。この特性を活かし、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現に寄与する製品開発が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-562425 |
発明の名称 | 回転体へのZnOコーティング方法並びにZnOコーティングを有する回転体及びそれを組み込んだベアリング |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | WO2017/126150 |
登録番号 | 特許第0006607582号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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