知財活用のイノベーションで差別化を

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学校法人 芝浦工業大学
耐食性と強度を両立した新世代アルミニウム合金材

学校法人 芝浦工業大学
耐食性と強度を両立した新世代アルミニウム合金材

本特許は、耐食性が向上し、同時に強度も改善されたアルミニウム合金材とその製造方法に関するものです。基材であるアルミニウム合金は、溶質元素の原子が集合して析出物を形成し、その形成数密度や析出物のサイズが特定の範囲に設定されています。また、溶質元素には亜鉛、マグネシウム、ケイ素、銅、マンガン、リチウム、鉄等が含まれます。さらに、皮膜の厚さも1-100μmと定められています。製造方法においては、基材となるアルミニウム合金を170℃以上190℃以下の水蒸気と0.5時間以上接触させることで、皮膜を形成します。この新たなアルミニウム合金材とその製造方法は、鉄鋼材料や有機材料に代わる新たな軽量・高剛性・リサイクル可能な材料として期待されています。

つまりは、アルミニウム合金材の製造方法とその表面処理方法に関する特許で、強度と耐食性を同時に向上させることが可能です。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 自動車産業航空宇宙産業建設業

  • 軽量で耐食性の高い自動車部品の開発
  • 本特許の技術を活用して、軽量かつ耐食性に優れたアルミニウム合金材を用いた自動車部品を開発することが可能です。これにより、自動車の燃費改善や延命化が期待できます。

  • 耐候性と耐食性を兼ね備えた建築材料の製造
  • 建築材料としての使用においても、本特許のアルミニウム合金材はその強度と耐食性から大きな可能性を秘めています。特に海沿いや高湿度地域での建築物においては、耐候性と耐食性が求められるため、本特許の技術を活用した建築材料の製造は有望です。

  • 航空宇宙分野への応用
  • 航空宇宙分野では、軽量かつ高強度な材料が求められます。本特許のアルミニウム合金材はその要求を満たすことができ、さらには耐食性も備えているため、航空機やロケットの部品として活用することが可能です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2017-565624
発明の名称高強度と高耐食性を有するアルミニウム合金材及びその製造方法、並びに、アルミニウム合金材の表面処理方法
出願人/権利者学校法人 芝浦工業大学
公開番号WO2017/135363
登録番号特許第0006960672号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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