知財活用のイノベーションで差別化を

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学校法人 東洋大学
ナノ粒子技術による革新的な脳腫瘍治療

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ナノ粒子技術による革新的な脳腫瘍治療

ナノ粒子技術を利用して、特異性を有する物質を結合させた組成物を製造する方法です。この特異性を有す物質は第一にアルギニン- グリシン- アスパラギン酸のアミノ酸配列を含むペプチド、第二にトランスフェリンというもので、これらは腫瘍細胞に対して特異性を有しています。この方法では、ホスファチジルエタノールアミン、ステアリン酸、ホスファチジルコリンといった物質を含む溶液から揮発性有機溶媒を除去し、膜を形成。その後、膜を緩衝液中で超音波処理することでナノ粒子を生成します。こうして得られたナノ粒子の表面に、先述の特異性を有する物質を結合させることで、革新的な脳腫瘍治療を可能にします。さらに、このナノ粒子には薬物や画像化剤も導入可能で、治療効果のモニタリングにも活用できます。

つまりは、腫瘍細胞に対する特異性を有する物質を利用したナノ粒子組成物で、脳腫瘍治療を効率的に行う。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療製薬バイオテクノロジー

  • 脳腫瘍治療薬の開発
  • この特許の技術を用いて、脳腫瘍に特異的な薬物を開発することが可能です。薬物はナノ粒子の内部に封入され、粒子表面に結合された特異性物質によって腫瘍細胞に正確に送達されます。これにより、副作用の軽減と治療効果の向上が期待できます。

  • 画像診断技術の改善
  • 画像診断剤をナノ粒子に導入することで、脳腫瘍の位置や大きさの検出に役立つ新たな画像診断技術を開発できます。これにより、より早期の発見や、治療の進行度を正確に評価することが可能となります。

  • パーソナライズド医療の実現
  • 患者の腫瘍の特性に合わせて特異性物質を選択し、ナノ粒子に導入することで、個々の患者に最適化された治療法を提供することが可能です。これにより、効果的なパーソナライズド医療の実現に寄与します。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2017-545984
発明の名称薬物送達用ナノ粒子組成物
出願人/権利者学校法人 東洋大学
公開番号WO2017/164331
登録番号特許第0006321305号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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