知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
次世代ナノテクノロジー:自己徐放機能を持つ球状ナノカプセル

国立研究開発法人産業技術総合研究所
次世代ナノテクノロジー:自己徐放機能を持つ球状ナノカプセル

本特許は、特定のペプチド脂質と金属塩を使用することで、内部に機能性物質を取り込み、徐々にこれを放出する能力を持つ球状ナノカプセルの製造法について述べています。このナノカプセルは、乾燥させた状態で保存することが可能であり、その後溶媒中に移し、中に取り込んだ物質を徐々に放出させることが可能です。更に、金属錯体を形成する金属が亜鉛またはコバルトであることが特徴で、これにより一般的なエマルションよりも壁の厚さを厚くすることができます。また、有機溶媒としてエタノールやイソプロパノールが使用でき、これらの溶媒との混合物でも製造可能です。

つまりは、球状ナノカプセルの製造方法とそれを用いた機能性物質の徐放方法

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療業界食品業界材料科学業界

  • ドラッグデリバリーシステムの開発
  • 本特許の技術は、医療分野におけるドラッグデリバリーシステムの開発に活用することが可能です。特定の薬物をナノカプセルに内包し、必要な時に徐々に放出させることで、患者に対する薬物の効果を最適化し、副作用を最小限に抑えることが可能になります。

  • 長期保存可能な機能性食品の開発
  • 本特許の技術を活用し、ビタミンやミネラルなどの栄養素を内包したナノカプセルを食品に添加することで、長期間保存可能な機能性食品を開発することができます。これにより、消費者は必要な栄養素を効率よく摂取することが可能になります。

  • 新規材料の開発
  • ナノカプセルに特定の化学物質を内包し、その物質を徐々に放出させることで、新しい種類の材料を開発することが可能です。例えば、塗料や接着剤などに応用することで、時間の経過とともに特性が変化する新規材料を開発することができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2018-508082
発明の名称球状ナノカプセルおよびその製造方法
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号WO2017/170569
登録番号特許第0006548283号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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