知財活用のイノベーションで差別化を

知財活用のイノベーションで差別化を

国立大学法人 東京大学、塩水港精糖株式会社
バイオベースプラスチックの新たな可能性

国立大学法人 東京大学、塩水港精糖株式会社
バイオベースプラスチックの新たな可能性

本特許は、アルダル酸の1種であるグルカル酸(GA)を原料とした高分子量のポリマーの製造方法を提供します。具体的には、GAの水酸基を保護したモノマーの合成と、その重縮合によるポリマーの合成を行います。これまで、直鎖状のグルカル酸アセテート(GAA)の合成に成功し、GAAと1,6-ヘキサンジアミンなどとの共重合によるポリアミドやポリエステルの合成を行ってきました。ただし、これまでの方法では、生成物の分子量が3800以上を越えないという課題がありました。そこで、合成方法や後処理方法を検討した結果、得られたポリマーが水溶性を示し、分子量も増加していることが分かりました。これにより、ポリマーを効率的に回収する方法を見つけ、本発明を完成しました。これにより、アルダル酸を構成単位とする高分子量の熱可塑性ポリマーを提供することができ、新規バイオベースプラスチックとしての利用が期待できます。

つまりは、アルダル酸を構成単位とする高分子量のポリマーの製造方法

AIによる特許活用案

おすすめ業界 プラスチック製造業環境工学化学製品製造業

  • バイオベースプラスチックの製造
  • 本特許の技術を利用し、石油を原料とする既存のプラスチックに代わる、バイオマスを原料とするバイオベースプラスチックの製造が可能です。環境負荷を軽減しつつ、高機能なプラスチックを提供することができます。

  • バイオマスリファイナリーの開発
  • アルダル酸を原料としたポリマーの製造技術は、バイオマスリファイナリーの基幹技術として活用できます。これにより、再生可能な資源から多種多様な化学製品を製造することが可能となります。

  • バイオプラスチック製品の開発
  • 本特許の技術を活用して、アルダル酸を構成単位とする高分子量の熱可塑性ポリマーを用いた新規バイオプラスチック製品を開発することができます。これにより、環境負荷を軽減した新たなバイオプラスチック製品を市場に提供することが可能となります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

特許評価書を閲覧する

  • 権利概要
出願番号特願2018-509364
発明の名称アルダル酸を構造単位とする新規ポリマーと製造方法
出願人/権利者国立大学法人 東京大学、塩水港精糖株式会社
公開番号WO2017/170740
登録番号特許第0006894604号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

準備中です

特許文献ダウンロード

すべてのリスト一覧へ