国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
粒状媒質に安定着地!革新的な脚部構造体を持つ飛翔体

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
粒状媒質に安定着地!革新的な脚部構造体を持つ飛翔体
飛翔体は、本体部と、本体部から平面に沿って伸びる複数の脚部、そして脚部の先端部に取り付け可能な複数の接地部から成る脚部構造体を具備します。接地部は本体部側に向いた第1傾斜面と本体部側と反対側に向いた第2傾斜面を有します。これにより、着地の際に第1及び第2の傾斜面の角度が変わらず、安定した着地が可能となります。この構造体は、粒状媒質で覆われた地面や天体に着地可能なドローンや宇宙探査機として利用が可能です。
つまりは、本発明は、粒状媒質(例えば砂やレゴリスなど)で覆われた地面に良好に着地できる飛翔体を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 航空宇宙産業ドローン製造ロボット技術
- 粒状媒質地面でのドローン利用
- 宇宙探査機の安全な着陸
- 粒状媒質地面対応の産業用ロボット開発
ドローンの利用範囲は広がりつつありますが、砂地などの粒状媒質の地面では安定した着陸が難しい問題がありました。この特許の技術を用いることで、粒状媒質の地面でも安定した着陸が可能となり、より広範な地形でのドローン利用が可能になります。
月や火星などの惑星は粒状媒質で覆われている部分が多く、従来の技術では着地時に転倒するリスクがありました。この技術を宇宙探査機に適用することで、安定した着陸が可能となり、探査機の安全性向上に寄与します。
建設現場や砂漠地帯など、粒状媒質の地面で作業を行う必要がある産業用ロボットに、この技術を応用します。粒状媒質でも安定した移動と作業が可能になり、作業効率と安全性が向上します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-537409 |
発明の名称 | 脚部構造体及びこれを用いた飛翔体 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 | WO2018/043665 |
登録番号 | 特許第0006590353号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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