知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
高性能磁性材料の新時代:FeとNiを含むbcc構造

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高性能磁性材料の新時代:FeとNiを含むbcc構造

本特許では、磁性材料全体の5体積%以上を占めるFeとNiを含むbcc構造の結晶を有する磁性材料、及びその製造方法について述べられています。組成は、磁性材料全体に対して、Feが20原子%以上99.998原子%以下、Niが0.001原子%以上50原子%以下の範囲で、結晶の平均粒径は1nm以上100nm未満とされています。また、磁性材料全体として塊状を成し、第1相と第2相が直接、或いは金属相若しくは無機物相を介して連続的に結合しています。本特許の製造方法は、特定の還元温度でニッケルフェライト粉体を還元し、特定の焼鈍を行うことで、高性能な磁性材料を得ることができます。

つまりは、高性能な磁性材料の製造方法とその活用法。FeとNiを含むbcc構造を有し、特定の体積分率と原子%の範囲で構成され、特定の結晶粒径を有する磁性材料とその製造方法に関する。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 自動車産業電気機器製造業情報通信機器製造業

  • 高性能モータの開発
  • 高性能な磁性材料を使用することで、電気自動車、ハイブリッド自動車などの高回転大型モータの性能向上が期待できます。特に、高性能な磁性材料は、モータの効率を向上させ、エネルギー消費を抑制するため、環境負荷の低減に貢献します。

  • 高性能トランスの製造
  • 本特許の磁性材料は、変圧器のトランスなどの電磁気特性、信頼性、感度を向上させることが可能です。これにより、設備の安定稼働やメンテナンスの効率化に寄与し、全体的な運用コストの削減につながります。

  • 情報通信機器の高性能化
  • 各種情報通信機器の小型化や多機能化、高速化、高密度化等の要求に対応するためには、高性能な磁性材料の利用が欠かせません。本特許の磁性材料を使用することで、情報通信機器の性能向上や信頼性の向上が期待できます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2019-501822
発明の名称磁性材料とその製造法
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号WO2018/155608
登録番号特許第0007055417号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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