国立大学法人九州工業大学
高精度運転者状態検知装置、安全運転の新たなパートナー

国立大学法人九州工業大学
高精度運転者状態検知装置、安全運転の新たなパートナー
本特許は、運転者の体の微小な動きや体圧分布の変化を検知して、運転者の疲労度や覚醒度を精度良く判定する技術に関するものです。具体的には、運転席に配置された4つの圧電センサと、運転者が装着するシートベルトに設けられた加速度センサを使用します。圧電センサは、運転席の座面を4つの領域に分割して配置され、運転者の体圧分布の変化を検知します。また、加速度センサは運転者の体の微小な動きを検知します。これらの情報から、運転者の体の重心移動量を算出し、運転者の状態を評価します。これにより、運転者の疲労や居眠り等の状態を精度良く検知することが可能となり、安全運転を支援します。
つまりは、加速度センサーと圧電センサーを駆使して運転者の状態を高精度で検知する技術を紹介します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車産業センサー技術安全装置製造業
- 安全運転支援システムの強化
- 高齢者向け安全運転支援
- プロのドライバー向け疲労検知
自動車メーカーは、本技術を用いて安全運転支援システムを強化することができる。運転者の微小な動きや体圧分布の変化を検知して疲労度や覚醒度を評価し、必要に応じて警告を発することで、事故防止に貢献する。
高齢者向けの自動車に本技術を導入することで、運転能力の低下を補うことが可能となる。体の微小な動きや体圧分布の変化を検知し、適切な支援を提供することで、高齢者でも安全に運転を続けられるようにする。
長時間運転を行うプロのドライバー(トラックドライバー、タクシードライバーなど)向けに、本技術を用いた疲労検知システムを開発する。運転者の状態をリアルタイムで評価し、疲労が一定の水準に達した際には休憩を促すことで、運転中の事故を防止する。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-509131 |
発明の名称 | 運転者状態検知装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 | WO2018/180331 |
登録番号 | 特許第0006831605号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です