国立研究開発法人産業技術総合研究所
木粉化なしで木材を加工！新たな木材改質技術
国立研究開発法人産業技術総合研究所
木粉化なしで木材を加工！新たな木材改質技術
本特許は、木材の成形加工性や耐久性を改善するための新たな手法を提供します。具体的には、塊状の木材の水酸基をエステル化することで、熱可塑性を付与し、成形加工性を向上させることが可能です。従来技術では、木粉を主に試料として用いており、そのままの組織構造を保持した成形体の作製には至っていませんでした。しかし、本技術では、そのままの木材を用いて成形加工が可能であり、その際に木材の性質や組織構造を保持することができます。これにより、木材そのものの美しさを活かした成形品の作製が可能となります。
つまりは、何処でも取れる木材を、そのままの形状で、熱可塑性を持つ改質木材へ！
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建築業家具製造業造船業
- 美しい木目のインテリア商品の開発
- 木材を用いた耐久性の高い建築資材の開発
- 環境に優しい家具の開発
木材の組織構造を保持しつつ成形加工が可能な本技術を用いれば、木目が美しい木材をそのまま成形し、独特なインテリア商品を作ることが可能です。これにより、新たな商品開発の幅が広がります。
本技術により、木材の耐久性と成形加工性が向上します。これにより、木材を用いた建築資材の開発が可能となり、耐久性と美しさを両立した建築資材を提供することができます。
本技術は、石油由来の熱硬化性樹脂を使用せずに、木材そのものを成形加工することができます。これにより、環境に優しい家具の開発が可能となります。また、木材の特徴を生かした、独特なデザインの家具を作ることも可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2019-526999 |
| 発明の名称 | 成形体 |
| 出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
| 公開番号 | WO2019/004315 |
| 登録番号 | 特許第0007097083号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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