国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的な核酸アプタマー技術

国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的な核酸アプタマー技術
当該特許は、ガイドRNAの認識領域とPAM配列の認識を行う革新的な核酸アプタマー技術に関するものです。このアプタマーシステムは、Crispr-Casファミリーのヌクレアーゼと結合し、その酵素活性を阻害する役割を果たします。ユニークな特徴としては、アプタマーがガイドRNA認識領域とPAM配列を認識し、これらの領域が一緒にステム構造を形成することが挙げられます。さらに、アプタマーはガイドRNAとヌクレアーゼの複合体の基質結合活性または酵素活性を阻害することが可能です。これにより、高度に調整可能な遺伝子編集ツールとしての可能性を秘めています。
つまりは、高度に調整可能な核酸アプタマーを活用したCrispr-Casファミリーのヌクレアーゼの活性制御
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーヘルスケアファーマシューティカル
- 高度に調整可能な遺伝子編集ツールの開発
- 疾患リスク遺伝子の機能解析
- 遺伝子療法への応用
この技術を活用することで、高度に調整可能な遺伝子編集ツールを開発することが可能となります。特定のガイドRNAとPAM配列に対応するアプタマーを設計し、ヌクレアーゼの活性を制御することで、目的とする遺伝子領域の編集が可能となります。
この技術を利用して、疾患リスクを持つ特定の遺伝子の機能を抑制し、その影響を解析することが可能です。これにより、新たな治療法の開発や疾患の早期診断に役立てることができます。
当該技術は遺伝子療法への応用も可能です。特定の遺伝子変異が原因の遺伝性疾患に対して、このアプタマー技術を用いてヌクレアーゼの活性を制御し、遺伝子編集を行うことで治療を試みることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-536795 |
発明の名称 | ゲノム編集酵素の活性を阻害する核酸アプタマー |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | WO2019/035485 |
登録番号 | 特許第0007031893号 |
- サブスク
- 譲渡
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