国立研究開発法人情報通信研究機構
高効率で広帯域対応可能なフリースタンディング電気光学ポリマー積層体

国立研究開発法人情報通信研究機構
高効率で広帯域対応可能なフリースタンディング電気光学ポリマー積層体
本特許は、電気光学ポリマー層を含む非線形光学用積層体及びその製造方法に関するものです。その特徴は、前記支持体と前記電気光学ポリマー層との接着強度が0.01N/mm2以上20N/mm以下であること、また、前記支持体と前記電気光学ポリマー層との界面にシランカップリング剤、及び/又はヒドロキシ基、カルボニル基を含む有機基、アルデヒド基、及びカルボキシ基からなる群から選択される少なくとも一種が存在することです。これにより、高効率なテラヘルツ波発生素子(又は検出素子)を実現し、広帯域のテラヘルツ波を発生、検出することが可能となります。さらに、電気光学ポリマーを含む非線形光学素子は、様々な周波数の電磁波を効率的に相互作用させることができるため、効率的な周波数変換、電磁波の位相変調等も可能とします。
つまりは、非線形光学用積層体の製造方法で、電気光学ポリマー層を含み、高効率なテラヘルツ波発生や検出が可能な素子を実現します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 通信業界医療業界セキュリティ業界
- 高速通信技術の開発
- テラヘルツ波を利用した医療診断装置の開発
- 高度なセキュリティシステムの開発
電気光学ポリマーを含む非線形光学素子は、様々な周波数の電磁波を効率的に相互作用させることが可能なため、新世代の高速通信技術の開発に活用できます。
広帯域のテラヘルツ波を発生、検出することが可能な電気光学ポリマーを用いて、非侵襲的な医療診断装置を開発することができます。これにより、患者への負担を軽減しながら、より精度の高い診断を可能にします。
電気光学ポリマーを含む非線形光学素子を用いて、テラヘルツ波を利用した高度なセキュリティシステムを開発することができます。これにより、従来のセキュリティシステムよりも高い精度と速度での検知が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-537669 |
発明の名称 | 電気光学ポリマー層を含む非線形光学用積層体及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | WO2019/039530 |
登録番号 | 特許第0007244924号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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