国立研究開発法人物質・材料研究機構
創傷治療の新たな革新 - 架橋されたゼラチン診導体の粒子を含む創傷被覆材
国立研究開発法人物質・材料研究機構
創傷治療の新たな革新 - 架橋されたゼラチン診導体の粒子を含む創傷被覆材
本発明は、創傷治療に適用可能な新素材を提供します。架橋されたゼラチン診導体の粒子を含むこの創傷被覆材は、創傷部位の形状に合わせて適用することが可能であり、湿潤部位への高い接着性を示します。また、生分解性を持つため、体内で自然に分解されるという特性があります。これにより、創傷治療の過程と結果を改善する可能性があります。具体的には、ゼラチン診導体は特定の構造を含み、その粒子の粒子径は1-1000μmです。
つまりは、湿潤部位への高い接着性を持ち、創傷部位の形状に合わせた適用が可能な、生分解性の創傷被覆材の提供
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療バイオテクノロジーファーマシューティカル
- 消化管手術後の創傷治療への応用
- 医療機器の製造業者への提供
- ゼラチン診導体の新たな利用方法の開発
消化管手術後の組織は、そのままにしておくと収縮して癒着等を起こし、消化管閉塞等の二次障害を引き起こす可能性があります。この創傷被覆材は、手術後の組織を覆うことでこれらの問題を防ぐことができます。
本発明の創傷被覆材は、医療機器製造業者にとって新たな製品開発の機会を提供します。従来の創傷被覆材に比べて、本発明の創傷被覆材は形状に柔軟性を持ち、湿潤部位への高い接着性を持つため、さまざまな手術や治療に対応する新製品の開発が可能です。
本発明により、ゼラチン診導体の新たな利用方法が開発される可能性があります。ゼラチン診導体は、化学的に修飾され、医療分野での様々な用途に適用されています。それらの用途に加えて、本発明の創傷被覆材としての適用は、ゼラチン診導体のさらなる利用拡大を促進する可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2019-539690 |
| 発明の名称 | 架橋ゼラチン誘導体粒子を含む創傷被覆材 |
| 出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
| 公開番号 | WO2019/045081 |
| 登録番号 | 特許第0006851655号 |
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- 譲渡
- ライセンス
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