慶應義塾
高性能マグネシウム二次電池の新時代

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高性能マグネシウム二次電池の新時代
この特許は、マグネシウム二次電池用の正極活物質とその製造方法について述べています。その正極活物質は、BET比表面積が50から200m²/gで、細孔径が1から10nmの細孔の容積が0.35cm³/g以上で、全細孔容積の30%以上を占める多孔質材料で、その表面がバナジウム酸化物により表面処理されています。この正極活物質の製造方法は、二重細孔構造を有するキセロゲル状の前駆体を熱処理することにより、二重細孔構造を維持したマグネシウム複合酸化物を形成するものです。また、その後にバナジウム酸化物で表面処理を行います。この特許によれば、高性能なマグネシウム二次電池を製造することが可能となります。
つまりは、マグネシウム二次電池用の正極活物質とその製造方法、そしてマグネシウム二次電池に関する特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー電子機器自動車
- 高性能電池の開発
- 環境に配慮した製品の提供
- バナジウム酸化物の新たな利用法の開発
この特許を活用して、エネルギー密度が高く長寿命のマグネシウム二次電池を開発することができます。これにより、スマートフォンやノートパソコンなどの携帯型電子機器や電気自動車の性能向上に貢献することができます。
マグネシウムはリチウムに比べて資源量が多く、取扱いが容易であり、環境負荷が低いとされています。そのため、この特許を用いて製造されたマグネシウム二次電池は、環境にやさしい製品として市場に訴求することができます。
この特許では、バナジウム酸化物がマグネシウム二次電池の正極活物質の表面処理に使用されています。これはバナジウム酸化物の新たな利用法となり、バナジウム酸化物を製造・販売している企業にとって新たなビジネスチャンスとなるかもしれません。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-543425 |
発明の名称 | マグネシウム二次電池用正極活物質及びその製造方法、並びにマグネシウム二次電池 |
出願人/権利者 | 慶應義塾 |
公開番号 | WO2019/058681 |
登録番号 | 特許第0007109094号 |
- サブスク
- 譲渡
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