国立研究開発法人科学技術振興機構
高感度インフルエンザウイルス検出技術の新たな道筋

国立研究開発法人科学技術振興機構
高感度インフルエンザウイルス検出技術の新たな道筋
本発明は、酵素反応生成物の検出方法に関するもので、疎水性溶媒と界面接触する親水性溶媒中で、酵素とその反応の基質となる物質を反応させ、反応生成物を検出する方法に関します。具体的には、病原性微生物の表面または内部に存在する酵素が、発色基質を切断し、その反応生成物を光学的に検出します。特に、病原性微生物がインフルエンザウイルスである場合に有効で、酵素がノイラミニダーゼであるときに、発色基質と反応生成物が4-メチルウンベリフェリル-α-D-ノイラミン酸やフルオレセインを含む誘導体であることが特徴です。この技術は、感染症の早期発見と治療に寄与します。
つまりは、病原性微生物、特にインフルエンザウイルスを高感度に検出するための技術を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーメディカル技術ヘルスケア
- インフルエンザウイルス検出キットの開発
- 新型ウイルス検出技術の開発
- ポイントオブケアテスト(POCT)の開発
この技術を応用し、高感度で迅速なインフルエンザウイルス検出キットを開発することが可能です。これにより、感染の診断や治療等に活用することができます。
この技術は、基質と酵素の反応を利用した検出法であるため、他の病原体に特異的な酵素と基質を特定すれば、新型ウイルス等の病原体も高感度に検出することが可能です。
この技術を用いて開発した検出キットは、医療現場での迅速な診断を可能にします。具体的には、患者からのサンプルを直接試験し、現場で結果を得ることができます。これにより、診断から治療までの時間を大幅に短縮することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2020-503672 |
発明の名称 | 酵素反応生成物の検出方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 | WO2019/168200 |
登録番号 | 特許第0007329851号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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