日本放送協会
画像品質の向上を実現する先進の画像符号化装置

日本放送協会
画像品質の向上を実現する先進の画像符号化装置
本特許は、複数の参照画像を用いて予測を行い、対象画像に対応する予測画像を生成する予測部と、参照画像間の類似度を算出し、予測画像の予測精度を評価する評価部を備えた画像符号化装置に関するものです。また、対象画像と予測画像との間の画素単位での差分を示す予測残差に対して変換及び量子化を行い、その結果を逆量子化・逆変換して予測残差を復元します。そして、この復元予測残差を画素単位で予測画像と合成し、対象画像を再構成します。さらに、再構成画像に対してフィルタ処理を行うループフィルタを備えており、このフィルタ処理におけるフィルタ強度を評価部の評価結果に基づいて制御する能力も持っています。
つまりは、予測画像と復元予測残差を高精度に合成し、画像品質を向上させる画像符号化装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映像制作セキュリティヘルスケア
- 高品質映像制作に活用
- セキュリティカメラの画像品質向上
- メディカルイメージングの質向上
本特許の技術は、映像制作における画質向上に大いに役立ちます。特に、映像編集や映像符号化が必要な場面で、高品質な予測画像の生成と、その画像と復元予測残差との高精度な合成により、より鮮明で美しい映像を作り出すことが可能になります。
セキュリティカメラの画像は、その解像度や品質が問題視されることが多いです。本特許の技術を応用することで、セキュリティカメラの画像品質を大幅に向上させ、より詳細な情報を捉えることが可能になります。
メディカルイメージングでは、画像の品質が診断の精度に直結します。本特許の技術を活用すれば、予測画像と復元予測残差を高精度に合成し、より高品質なメディカルイメージを生成することが可能になります。これにより、より正確な診断と、患者の治療に役立つ詳細な情報を提供することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2020-509368 |
発明の名称 | 画像符号化装置、画像復号装置、及びプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | WO2019/189899 |
登録番号 | 特許第0006892555号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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