国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的なアクチュエータ素子の製造方法

国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的なアクチュエータ素子の製造方法
本特許は、導電性薄膜を含むアクチュエータ素子の製造法に関するもので、空気中または真空中で作動可能な素子を生産します。その製造方法は、COOH基を有する多層カーボンナノチューブ、ポリフッ化ビニリデン-へキサフルオロプロピレン共重合体、特定のイオン液体、そして溶媒を含む分散液の調製から始まります。次に、この溶液を用いて導電性薄膜とイオン伝導層を形成し、これらを積層してアクチュエータ素子を形成します。本技術は、電気化学反応や電気二重層の充放電などの電気化学プロセスを駆動源とするアクチュエータ素子の製造に利用可能です。
つまりは、高度な電気化学反応を用いたアクチュエータ素子の製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ナノテクノロジー精密機械製造電子部品製造
- 先進的なロボット技術の開発
- 高性能センサーの製造
- 次世代エネルギー貯蔵装置の開発
本特許のアクチュエータ素子の製造法は、ロボットの関節や筋肉のような動きを再現するためのアクチュエータの開発に使用できます。これにより、より自然な動きや精密な操作が可能なロボットの開発が期待できます。
本特許の技術は、高感度なセンサーの製造にも応用できます。特に、環境変化に対する応答が要求されるセンサーにおいて、このアクチュエータ素子は優れた性能を発揮します。
本特許のアクチュエータ素子の製造法は、電気化学反応を利用したエネルギー貯蔵装置の開発にも応用が可能です。特に、高効率な電気二重層キャパシタやリチウムイオン電池などの製造に有用であり、電気自動車や再生可能エネルギーの分野での利用が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2011-065550 |
発明の名称 | 多層カーボンナノチューブとポリマーおよびイオン液体から構成される導電性薄膜、アクチュエータ素子 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2012-205337 |
登録番号 | 特許第0005888666号 |
- サブスク
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