知財活用のイノベーションで差別化を

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公立大学法人大阪
次世代免疫療法に向けた革新的なpH応答性リポソーム

公立大学法人大阪
次世代免疫療法に向けた革新的なpH応答性リポソーム

本特許は、pH応答性リポソームについて述べています。リポソームは、中性以上のpH条件下では安定であるが、穏やかな酸性条件下で膜融合性となり、内包物を放出する能力を持っています。これは、リポソームが細胞に取り込まれるとエンドソームに捕捉され、その穏やかな酸性環境下で膜融合性となり、リポソームの内容物を放出できるという仕組みを利用しています。本特許では、特に免疫療法における応用が考えられ、抗原タンパク質を免疫系の司令細胞である樹状細胞に導入することで、細胞性免疫反応を誘導することが可能です。また、このリポソームは生体由来の高分子である多糖を用いたもので、生体適合性が高いとされています。

つまりは、pH応答性リポソームを用いた薬剤放出システムと、その抗原としての機能。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療業界薬品製造業バイオテクノロジー業界

  • 免疫療法への応用
  • リポソームを用いて抗原タンパク質を樹状細胞に導入し、細胞性免疫反応を誘導することが可能です。これは、特定の病気に対する免疫療法の開発に貢献できます。

  • 薬剤送達システムの改良
  • リポソームのpH応答性を活用することで、特定のpH条件下で薬剤を放出する新しい薬剤送達システムの開発が可能です。これにより、薬剤の効果を最大化し、副作用を最小化することが期待できます。

  • 生体適合性の高い素材の開発
  • 生体由来の高分子である多糖を用いたリポソームの開発により、生体適合性の高い素材を持つ製品の開発が可能になります。これは、医療機器や医薬品の安全性向上に寄与します。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2011-103692
発明の名称pH応答性リポソーム
出願人/権利者公立大学法人大阪
公開番号特開2012-232949
登録番号特許第0005866724号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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