知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
高出力化と熱対策を両立する無機有機複合組成物

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高出力化と熱対策を両立する無機有機複合組成物

本特許は、窒化ホウ素粒子を二次粒子のまま樹脂中に分散させることで、高熱伝導性を持つフィラーを提供します。この複合材料は、比較用複合材料と比べて衝撃破壊強度が同等または高く、比剛性も同等または高い特長を持っています。また、窒化ホウ素粒子を層間剥離させる剥離工程を経ることなく、マトリックスとしての樹脂中に分散させることで、フィラーの充填量を適切に制御することが可能です。これにより、放熱部材の放熱性を向上させつつ、軽量性や低価格を追求することが可能となります。特に、自動車分野やエレクトロニクス分野などでの放熱対策が重要となる高出力化に伴う放熱対策に有効です。

つまりは、高熱伝導性フィラーを樹脂中に分散させ、高放熱性の無機有機複合組成物からなる複合材料を提供

AIによる特許活用案

おすすめ業界 自動車産業エレクトロニクス産業航空機産業

  • 高出力化した電子部品の放熱対策
  • 電子部品の小型化・高密度化に伴い、発熱量が増大する問題に対して、本複合材料を用いることで、放熱対策を強化することが可能です。

  • 電気自動車・ハイブリッド自動車の放熱対策
  • 電気自動車・ハイブリッド自動車の動力源のモーターの高出力化に伴う放熱対策として、本複合材料を用いることで、放熱性を向上させつつ軽量化を達成することが可能です。

  • 小型の機器や複雑構造体の放熱対策
  • 大型の放熱装置の組み込みが難しい小型の機器や複雑構造体に対して、本複合材料を用いることで、放熱性を向上させつつ、機器のサイズや構造を維持することが可能です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2011-127585
発明の名称無機有機複合組成物からなる複合材料及びその製造方法
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号特開2012-255055
登録番号特許第0006044880号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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