独立行政法人酒類総合研究所
カビ臭を抑制する新規麹菌の開発

独立行政法人酒類総合研究所
カビ臭を抑制する新規麹菌の開発
本特許は、清酒のカビ臭の原因となる2,4,6-トリクロロアニソール(TCA)の生成を低下させる麹菌の開発に関するものです。これは、アミノ酸配列やゲノム配列を特定し、その特定の配列を有する麹菌の遺伝子がTCAの生成を低下させることを明らかにしています。この特許は、その遺伝子が破壊された麹菌を含み、清酒製造におけるTCA含量の低下を実現します。さらに、この特許は、当該遺伝子を含まないDNA断片の生成もカバーしています。これにより、TCA生成を防止することが可能となり、品質の向上が期待できます。
つまりは、2,4,6-トリクロロアニソール(TCA)の生成を低下させる遺伝子を持つ新規麹菌の開発についての特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 酒造業食品製造業バイオテクノロジー
- カビ臭を抑制した清酒の製造
- 高品質な酒造り用麹の開発
- 食品添加物としての可能性
この特許を活用して、TCA生成能が低い麹菌を用いた清酒を製造することが可能です。これにより、カビ臭を大幅に抑制した清酒の提供が可能となり、消費者の満足度を高めることができます。
この特許を活用し、TCA生成能が低い麹を開発することができます。この麹を使用することで、酒造りにおける品質改善が期待でき、酒造りの新たな可能性を開拓することができます。
生成されるTCAの量が少ないこの麹菌は、他の食品製造プロセスでも活用可能です。たとえば、パンやチーズなどの発酵食品におけるカビ臭の抑制に利用することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2011-144214 |
発明の名称 | TCA生成能の低い麹菌及びその作出方法 |
出願人/権利者 | 独立行政法人酒類総合研究所 |
公開番号 | 特開2013-009624 |
登録番号 | 特許第0006176597号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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