国立研究開発法人物質・材料研究機構
ダイヤモンドを超える硬度を持つ新素材の開発

国立研究開発法人物質・材料研究機構
ダイヤモンドを超える硬度を持つ新素材の開発
本特許は、ダイヤモンドのような高硬度を持つ材料の開発を目指しています。従来、高硬度材料としてダイヤモンドが知られていましたが、鉄と反応するため鉄の加工には適していません。鉄の加工に適した高硬度材料としてcBNが存在しますが、その硬度はダイヤモンドに劣ります。この問題を解決するため、ダイヤモンドと同等あるいはそれ以上の硬度を持ち、鉄の加工に適した新素材の開発が求められています。本特許では、その新素材として窒化物の利用が提案されています。窒化物は、高硬度を持つことが計算結果で示されており、特に息移金属窒化物が注目されています。その製造方法として、メタセシス反応の利用が提案されています。
つまりは、高硬度材料としての窒化物の利用とその製造方法の開発
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業材料科学機械工学
- 高硬度窒化物を用いた耐久性向上の加工工具
- 鉄の精密加工技術の開癞
- 高硬度材料の新たな供給源の確保
高硬度の窒化物を用いることで、ダイヤモンド並みの硬さを持つ加工工具を開発することが可能になります。これにより、工具の耐久性が向上し、長期間にわたる重労働にも耐えることができます。
本特許の窒化物は鉄と反応せず、その硬度も高いため、鉄の精密な加工技術の開発に活用することができます。これにより、より精度の高い鉄製品の製造が可能になります。
高硬度の窒化物の製造方法が確立することで、ダイヤモンドなどの高価な材料に頼ることなく新たな高硬度材料の供給源を確保することが可能になります。これにより、高硬度材料を必要とする様々な産業でのコスト削減に繋がります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2011-155185 |
発明の名称 | 高窒素含有遷移金属窒化物の製造方法及び高窒素含有遷移金属窒化物 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2013-018688 |
登録番号 | 特許第0005867801号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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