国立大学法人 熊本大学
高精度プロテイン分離の新鋭技術

国立大学法人 熊本大学
高精度プロテイン分離の新鋭技術
本特許は、二次元電気泳動を用いて複数種類の蛋白質を各々の蛋白質に分離する方法に関する。具体的には、試料溶液中に混在する複数種類の蛋白質について、ストリップゲルを用いて各蛋白質が有する等電点の位置へ移動させることによって一次元目の分解を行った後、SDS-PAGE用の平板ゲルを用いて前記一次元の移動方向と直交する方向へ各蛋白質を、その分子量に応じてそれぞれ移動させることによって二次元目の分解を行うものです。これにより、試料中に混在する複数種類の蛋白質を各々高精度に分離することが可能となります。また、前述の方法により、試料溶液中に混入した雑物のストリップゲル中での移動を改善することによって相対的に雑物による蛋白質の移動阻害を改善することが可能となります。
つまりは、二次元電気泳動を活用した蛋白質分離方法の特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジー医療ファーマシューティカル
- プロテオミクス研究の高精度化
- 新薬開発の高度化
- 疾患診断技術の進化
本特許を活用することで、複数の蛋白質を高精度に分離し、その機能や相互作用、発現パターンなどを解析するプロテオミクス研究が可能となります。これにより、病気の発生メカニズムの解明や新たな治療法の開発に貢献します。
本特許の技術を使うことで、新薬のターゲットとなる蛋白質を高精度に分離・解析し、新たな薬剤の開発や既存薬の効果向上に繋がる可能性があります。これにより、より効果的な医薬品の開発が可能となります。
疾患特異的な蛋白質の発現パターンを高精度に解析することで、新たなバイオマーカーの発見や早期診断法の開発につながる可能性があります。これにより、早期治療や予防に向けた新たな診断技術の開発が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2011-200035 |
発明の名称 | 二次元電気泳動による蛋白質の分離方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 | 特開2013-061253 |
登録番号 | 特許第0005906519号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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