国立大学法人 熊本大学
高強度・耐熱性を持つ新世代マグネシウム合金

国立大学法人 熊本大学
高強度・耐熱性を持つ新世代マグネシウム合金
本特許は、マグネシウム合金の製造方法に関するもので、その合金はZn、Al、Gdを特定の比率で含有し、残部がMgからなる。これらの構成要素は特定の条件を満たし、マグネシウム合金は長周期積層構造または最密原子面積層欠陥を含む相を有する結晶組織を備えている。この製造方法では、マグネシウム合金に熱処理を行うことで長周期積層構造または最密原子面積層欠陥を含む相をさらに析出させることが可能である。また、マグネシウム合金に溶体化処理を行った後、熱処理を行うことでも、同様に長周期積層構造または最密原子面積層欠陥を含む相をさらに析出させることができる。この新規なマグネシウム合金は、高い強度と大きな延性を発現し、耐食性も向上している。
つまりは、耐食性と機械的特性向上を両立したマグネシウム合金の製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車産業航空宇宙産業建設業
- 軽量で高強度な車両パーツの製造
- 高耐食性建材の開発
- 新素材の研究開発
本特許のマグネシウム合金は、その高強度と耐熱性から、自動車や航空機の軽量部品の製造に使用することが可能である。これにより、燃料効率の向上やCO2排出量の削減に貢献することができる。
高い耐食性を持つ本特許のマグネシウム合金は、建設業界でも活用可能である。特に海水や酸性雨にさらされる環境下でも耐えうる建材として、長期間にわたる耐久性とメンテナンスの軽減を実現することができる。
本特許のマグネシウム合金の製造方法は、新たな材料の研究開発にも寄与する。特定の原子比率と構造を持つこの合金は、新規な物性を持つ可能性がある。そのため、素材科学の研究者やエンジニアにとって、新たな研究の飛躍をもたらす可能性がある。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2011-221330 |
発明の名称 | マグネシウム合金及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 | 特開2013-079436 |
登録番号 | 特許第0006040488号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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