国立研究開発法人森林研究・整備機構
新世代の環境に優しい活性炭素繊維の製造

国立研究開発法人森林研究・整備機構
新世代の環境に優しい活性炭素繊維の製造
本特許は、リグニンという自然由来の原料から活性炭素繊維を製造する方法に関するものです。具体的には、親水性基を有するリグニン誘導体を得る工程から始まり、そのリグニン誘導体から前駆体繊維を形成し、それを酸処理により不融化させ、さらに炭素化して炭素繊維を形成し、最終的に活性化します。この方法では、リグニン誘導体がリグノセモセルロースを加溶媒分解することにより得られたもの、またはリグニンと親水性化合物を反応させることにより得られたものであることが特徴です。この製法により、比表面積が1500-2800m²/gであり、全細孔容積の75%以上を占めるリグニン由来の活性炭素繊維を製造することが可能です。
つまりは、リグニンを原料に、親水性基を持つ炭素繊維を製造する独自の方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 繊維工業環境工学エネルギー業界
- 環境に優しい再生可能なバッテリーの製造
- 再生可能な吸着材の開発
- バイオマス由来の高性能繊維の製造
本特許の技術を活用し、比表面積が大きい活性炭素繊維を電池の電極材料として使用することで、より効率的なエネルギーストレージデバイスを製造することが可能です。
活性炭素繊維は吸着材として利用可能であり、本特許の技術により、より効率的な吸着材を製造することが可能です。これは、環境浄化や工業的な浄化プロセスにおいて有用です。
本特許の技術を活用し、リグニンというバイオマス由来の原料から高性能の炭素繊維を製造することが可能です。これにより、環境負荷の低い繊維材料の提供が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-009060 |
発明の名称 | リグニン炭素繊維および活性炭素繊維の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
公開番号 | 特開2013-147768 |
登録番号 | 特許第0005892487号 |
- サブスク
- 譲渡
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