公立大学法人大阪
難水溶性薬剤の効率的な運搬を可能にする新たなDDS技術

公立大学法人大阪
難水溶性薬剤の効率的な運搬を可能にする新たなDDS技術
本発明は、難水溶性薬剤を効率的に疾患部位に運搬するための新たなDDS(Drug Delivery System)技術を提供します。リポカリンファミリーのバレル構造を利用し、その中に難水溶性の薬剤を収納します。さらに、収納した薬剤が移送の途中でこぼれ出る問題を解決するため、ポケットの開口部をジスルフィド結合によって閉じることができます。この結果、難水溶性の薬剤を安全に運搬し、適切なタイミングで放出することが可能となります。この技術は、製薬業界で困難を極めていた薬剤溶解度に対する問題を解決し、薬剤の有効活用を可能にします。
つまりは、リポカリンファミリーを用いた難水溶性薬剤の運搬と放出制御技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製薬業界バイオテクノロジーヘルスケア
- 難水溶性薬剤の効率的な運搬
- 薬剤の放出制御
- 新たなDDSの開発
難水溶性の薬剤の運搬に困難を感じている製薬企業にとって、本発明は価値ある解決策を提供します。薬剤を適切に運搬し、必要な場所で適切な量を放出することにより、治療効果を最大限に引き出すことが可能になります。
薬剤の放出を制御することにより、副作用のリスクを減らし、治療の効率を向上させることが可能です。本発明の技術は、特に、高い疎水性を持つ薬剤や低い溶解度を持つ薬剤の投与に役立ちます。
本発明の技術は、新たなDDSの開発に利用することができます。薬剤の運搬と放出を効率的に制御することにより、治療の効果を向上させることが期待できます。これにより、新たな薬剤の開発や既存の薬剤の改良に対する可能性を広げることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-027389 |
発明の名称 | DDSカプセル用タンパク質およびそれを用いた薬剤とその調整方法 |
出願人/権利者 | 公立大学法人大阪 |
公開番号 | 特開2013-162760 |
登録番号 | 特許第0005892648号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です