知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人金沢大学
革新的な制振技術の進化: 磁性粒子複合粘弾性体を用いた動吸振器

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革新的な制振技術の進化: 磁性粒子複合粘弾性体を用いた動吸振器

本特許は、粘弾性材料と磁性粒子を組み合わせた革新的な制振技術に関するものです。粘弾性材料には一般に熱硬化性エラストマーや熱可弾性エラストマーが使用され、これに50μm未満の磁性粒子を20-70体積%混合します。この混合物を成形容器に封入し、その後50mT以上の強さの磁場を印加して硬化させます。この過程で磁性粒子が針状にクラスタを形成し、これにより粘弾性特性が可変するという特性を持つ磁性粒子複合粘弾性体が得られます。また、本特許はこの磁性粒子複合粘弾性体を用いた可変剛性型の動吸振器の提供も目的としています。

つまりは、磁性粒子を複合粘弾性体に混合し、その硬化過程で強力な磁場を印加することで粘弾性特性を可変させる新技術。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 建設業自動車業界製造業

  • 建築物の振動制御
  • 地震や風などの外部からの振動を制御するため、建築物の構造体にこの磁性粒子複合粘弾性体を用いた動吸振器を導入する。粘弾性特性の可変性により、様々な振動に対応することが可能となり、建築物の安全性を向上させることができます。

  • 自動車の振動低減
  • 自動車の走行中に発生する振動を低減するため、サスペンションやエンジンマウントなどにこの磁性粒子複合粘弾性体を用いた動吸振器を導入する。これにより、乗り心地の向上や騒音の低減など、自動車の性能向上に寄与します。

  • 工場機械の振動制御
  • 工場での機械の稼働による振動を制御するため、機械の各部にこの磁性粒子複合粘弾性体を用いた動吸振器を導入する。これにより、機械の精度を向上させ、製品の品質向上に寄与します。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2012-045308
発明の名称磁性粒子複合粘弾性体及びそれを用いた可変剛性型動吸振器
出願人/権利者国立大学法人金沢大学
公開番号特開2013-181090
登録番号特許第0006032727号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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