国立研究開発法人産業技術総合研究所
抗体の特異的結合を可能にするタンパク質

国立研究開発法人産業技術総合研究所
抗体の特異的結合を可能にするタンパク質
本発明は、一般式R1-R2-R3-R4-R5-R6で表されるアミノ酸配列からなるタンパク質を開発しました。R6部分はタンパク質を精製するためのアフィニティタグ配列で、R1-R2-R3部分は固定化担体に結合します。特に、このタンパク質はプロテインA変異体であり、抗体を結合させ、特定の条件下で抗体の一部を解離させることが可能です。また、一部のアミノ酸配列は特定のアミノ酸からなる配列であることが特徴です。その他、R6部分の配列がヒスチジン残基からなるアミノ酸配列であることや、抗体と中性条件で強く結合し、特定のpH範囲で抗体と解離する特性を有することなどが特徴です。
つまりは、抗体認識結合タンパク質に特異的に結合するタンパク質の開発
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療バイオテクノロジー製薬
- 抗体医薬の開発
- タンパク質精製技術の向上
- 新たなバイオマーカーの開発
抗体と特異的に結合する性質を持つタンパク質を利用して、副作用の少ない抗体医薬の開発が可能になります。特定の条件下で抗体の一部を解離させることができるため、抗体医薬の効果をより制御しやすくなります。
本発明のタンパク質はアフィニティタグ配列を持つため、特定のタンパク質の精製を効率的に行うことができます。これにより、タンパク質の製造コストを削減し、大量生産を可能にすることができます。
一般式R1-R2-R3-R4-R5-R6で表されるアミノ酸配列からなるタンパク質は、特定の抗体と結合する特性を持つため、新たなバイオマーカーとしての応用が期待できます。これにより、疾患の早期発見や診断、治療効果のモニタリングなどに活用することが可能になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-135214 |
発明の名称 | 抗体認識結合タンパク質 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2013-256484 |
登録番号 | 特許第0006020886号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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