国立研究開発法人水産研究・教育機構
スムーズな設備監視を実現する革新的なシステム

国立研究開発法人水産研究・教育機構
スムーズな設備監視を実現する革新的なシステム
本特許は、複数の振動源からの合成振動波形を分離し、最も近接する振動源の状態を監視するためのシステムと方法を提供します。このシステムは、n個の振動源から発生する合成振動波をn個のセンサまたはマイクロホンを用いて受信し、それぞれを処理して合成振動波形信号を取得します。取得した信号は高速フーリエ変換処理を行い、スペクトル信号を得ます。各スペクトル信号に対し、強度の差分を取ることで、最も近接する振動源からの振動波成分のみを分離します。分離されたスペクトル信号は逆高速フーリエ変換処理を行い、振動波形信号を得ます。この振動波形信号と、事前に測定された正常時の振動波形信号との差分を取り、差分が所望のしきい値よりも大きい場合には、最も近接する振動源が異常であると判断します。
つまりは、複数の振動源からの合成振動波形を分離し、最も近接する振動源の状態を監視するためのシステムと方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業建設業鉱業
- 設備の異常検知
- 振動解析による設備の最適化
- 音波による設備監視
複雑な機械設備の異常を早期に検知するために活用できます。必要な振動情報を正確に取得し、異常な振動が発生している振動源を特定することで、予防保全を実現し、設備のダウンタイムを最小限に抑えます。
各振動源からの振動波形を個別に分析することで、設備の動作状況を詳細に理解し、設備のパフォーマンスを最適化するための情報を提供します。
音波を利用して設備の状態を監視することも可能です。特に、音波を用いることで、物理的にアクセスが難しい場所や遠隔地からでも設備の状態を監視することが可能になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-149442 |
発明の名称 | 動的設備の状態監視システムとその方法とそのプログラム |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 |
公開番号 | 特開2014-010139 |
登録番号 | 特許第0005958932号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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